マンションの躯体劣化と耐久性

マンションの構造は低層なら鉄筋コンクリート造が主流で、高層なら鉄骨鉄筋コンクリート造が一般的な構造となります。鉄筋コンクリート造は非常に耐久性が高く、躯体の劣化は長期間に渡り起こらないのが普通です。劣化が早く起こるケースでは施工品質が極端に悪い場合や、鉄筋のかぶりが適切に保たれていないなど、特別な理由を除き60年程度まで問題なく建物形状を保つことができます。60年前後の年数が経つと、コンクリートの剥離から鉄筋が露出し始めますので、この状態になると躯体の劣化が急速に進んでいきます。ですから中古マンション物件でも、極端に古い場合を除き長く住み続けることが可能となるのです。鉄筋コンクリート造にはラーメン構造と壁式構造があります。躯体の構造による違いは内部空間の自由度の高さや、柱型によって無駄なスペースができてしまうなどがありますが、耐久性と耐震性能に関しては他の構造とは比較できないほどの性能を持っています。設計時においては構造計算が必須となりますので、構造体への不安を持つ必要は無いと言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です